郷土玩具/招き猫十八番

(=゚ω゚=)招き猫や郷土玩具を中心の雑記です。隔週土または日曜日での更新を目指してます!o(≧∇≦)o

2018-01-01から1年間の記事一覧

招き猫24【東京】今戸焼/白井

(=゚ω゚=) 東武線の浅草駅を隅田川に沿って北に上り左に折れると今戸神社という三叉路をちょこっと真っ直ぐ行くと今戸焼6代目の白井裕一郎さんの工房です。 16世紀初期の天正年間に下総の領主千葉氏の家臣等が江戸今戸で瓦や家内用雑器の焼き物を始めたのが今…

招き猫23【神奈川】相模土鈴/可麻久良(かまくら)民芸店

佐野土鈴の相沢市太郎さんの長男相沢伊寛(ただひろ)さんのにゃんこ♪ 1930年生まれの伊寛さんは美大卒業後1955年から藤沢で干支や招き猫のほか、江の電土鈴やロマンスカー土鈴など地元にちなんだハイカラな作品を創作されていました。 鎌倉身代り地蔵の土鈴…

招き猫22【栃木】佐野土鈴/相沢民芸店

相沢俊作(2代目土比古)さんの招き猫。(*≧з≦)「こんな昔からブサカワが…」と眺める度に思っちゃいます。 佐野土鈴は今戸で学んだ1902生まれの相沢市太郎さんが土比古と号し1920年に始めました。最初は盆景(箱庭)用の小さな陶器の飾り物を作ってたそうですが…

招き猫21【茨城】笠間焼/外山亜基雄・田崎太郎

江戸中期1770年代に信楽より学んだ久野半右衛門が始めたとされている笠間焼。現代作家がいろいろなにゃんこを産み出してます♪(=゚ω゚=)1989年から笠間で活動している外山亜基雄さんのツルンとした感じの招き猫♪ ( ̄▽ ̄;) 寸胴な体型に親近感湧きます。 「工房 …

招き猫20【栃木】益子焼/半澤淳子

.(=゚ω゚=)半澤淳子さんの金運猫。 栃木県芳賀郡益子町の益子焼は江戸時代末期、おとなりの茨城県の笠間で修行した大塚啓三郎が開祖と言われます。益子と笠間で陶業が盛んだったのは、良い土があったからみたいです。 町のあちこちに窯元があり、目的(私はにゃ…

招き猫19【栃木】那須高原友愛の森/ふく猫・那須串人形

(=^ェ^=) 那須温泉郷の入り口にある道の駅友愛の森の工芸館で捕まえたにゃんこ♪ 「友愛の森」は飲食やお土産品の施設のほか、地元野菜やイチゴの農産物直売所、地場工芸品を展示販売している工芸館があります。 ※工芸館にいた那須 不動窯の仏師 鈴木鳳峯(ほ…

招き猫18【福島】白河張子/ 渡辺だるま店

1660年頃より360年くらいもの歴史ある白河張子の招き猫です♪ 眉毛は鶴、ひげは亀、アゴひげはひげは亀、耳びんは松、こめかみに梅、あごひげは竹を表している「白河鶴亀松竹梅だるま」が有名です。 (=゚ω゚=)2018年の無印良品の福缶に入っていた白河だるま。白…

招き猫17【福島】すか川土鈴/六桃窯

1970年会社をやめて菊地瑞成(みずしげ)さんが須賀川で六桃窯(りくとうがま)を拓き創り始めた土鈴です。しゃれの効いた造形が人気でしたが1995年頃に没し一代限りで廃絶しました… .(=゚ω゚=) 招き猫は招いているというより「あらっ、マー」と言っているような手…

招き猫16【福島】中湯川土人形/千想

会津若松の奥、深山幽谷の地に工房を構える青柳守彦さんの作品です。 秋田の八橋(やばせ)人形とともに来年の年賀切手に「来らんしょ亥」が選ばれました。2003年の「扇持ち羊」に続いて2度目です。 東山温泉からダムを抜けて正雲寺を左手に見て心細くなった頃…

招き猫15【福島】桐のこ人形/木之本漆器店

会津桐を練って作った桐のこ(桐の粉)人形のにゃんこ♪素材の雰囲気がよくでてます。.m(_ _)m少し寂しいので並べてみましたがベコと小法師(こぼし)は会津産で桐のこ人形ではありません。 桐のこ人形の制作は木之本漆器店さん。 2階に桐のこのお人形館を併設…

とうかつはりこ3【手づくりての市】

今年最後は地元柏神社の手づくりての市! \(^〇^)/ご参加いただいた皆さまが幸に満ちますように♪ 毎月、柏神社で、開催される手作り品と地元野菜の市。今回は柏駅のデッキ、駅前通りのハウディモール、柏神社まで連なる年に3回の拡大版で、大変盛況でした…

招き猫14【福島】三春張子

三春駒や三春張子で有名な福島県の高柴デコ屋敷、本家 恵比須屋の三春張子、橋本恵市さんの作品です。.(=^ェ^=)鮮やかな色と筆使いでお気に入りのにゃんこです♪ デコ屋敷のデコは人形を意味する「木偶(でく)」のなまり。人形づくりの工房の集落です。江戸時…

招き猫13【福島】久之浜張子

(=゚ω゚=)江戸時代終わりから作られていたいわき市久之浜の久之浜張子です。 ヽ(;´ω`)ノ1976年に草野源吉さんを最後に残念ながら廃絶してしまいました。 .(=゚ω゚=)膠を(にかわ) を塗っているのか?テカテカと黒光りする迫力あるにゃんこです。 これから、し…

招き猫12【岩手】蜜蝋細工/折戸養蜂場

(=゚ω゚=) 蜜蝋(みつろう)で作った折戸養蜂場の招き猫です♪郷土玩具ではありませんが、素材の面白さでご勘弁を。 3年半前、六原張り子に会いに高島屋の大いわて展に行った時に見つけたにゃんこです♪(´ーωー`) 暑いのとかに弱くすぐにダメになるかなと思いまし…

招き猫11【岩手】六原張り子/澤範工房

岩手県最後は、澤範(さわはん)工房3代目澤藤範次郎さんの作品です。 花巻市の成島和紙を一枚一枚裏から張り重ねていく裏張りで作られる六原張り子(ろくはらはりこ)。 1964年から3代目澤藤範次郎さんが引き継がれてます。 タイミング会えば、高島屋の岩手県の…

招き猫10【岩手】小田島民芸所

忍び駒で有名な小田島民芸の招き猫です。(=゚ω゚=)35㎝くらいのおっきなにゃんこです。胡粉(ごふん)を塗らずに和紙に直接絵付けしている感じです。 (*´・ω・`)b小田島民芸の忍び駒は人目を忍んでお供えする縁結びの藁の馬で、1966年の年賀切手の図案にもなりま…

とうかつはりこ2【日暮里フレンドリーマーケット】

(=^ェ^=)本日は日暮里フレンドリーマーケットに出展です♪ 干支のいのししも描き上げました♪ o(*≧∀≦)ノご参加いただいた皆さんありがとうございます! (=^ェ^=) JR日暮里駅東口の駅前イベント広場で開催される名前どおり堅苦しくないフレンドリーなイベントで…

招き猫9【岩手】附馬牛土人形/佐々孝工房

民話の里…岩手県遠野に工房がある附馬牛(つきもうし)人形です。東北三大土人形の次は岩手のにゃんこをご紹介します。 附馬牛人形は原料の和紙と土を練り合わせ型取りし、自然乾燥させたもので、焼いていないのが特長です。そのため、しっかりしているのです…

招き猫8【岩手】花巻人形/松岡工芸社

(=゚ω゚=) 東北三大土人形の一つ花巻人形を作っていた松岡工芸社、松岡シヅさんの招き猫です。 (>_<) 残念ながら現在は制作していません。数年前、花巻であちこち聞いてみましたが売っているお店もないようです。…というので持っているのは黒猫だけ。同じ花巻…

とうかつはりこ1【柳小路祭2018】あさくさ

\(^_^)/あさくさ柳小路祭り20181027、28 浅草の仲見世からすぐにおれたところの柳小路のお祭りです。 まずは27日の様子です♪ やなぎこうじくんも大人気♪ 初日は大にぎわいです。 o(*≧∀≦)ノ 2日目! 昨日ほどの賑わいはないけれど、となりの浅草スタンドの…

招き猫7【岩手】花巻人形/平賀工芸社

東北三大土人形の最後は岩手県の花巻人形、平賀工芸社さんの招き猫です。 招き猫の型は一種類。やや大きめの毬を抱えた招き猫です。こちらも郷土玩具というより芸術品てな感じです。 ※梅の花があるのが花巻人形の特長。また、猫は泥棒ヒゲのようなススをかぶ…

招き猫6【山形】相良人形

上杉鷹山公時代(1761-1822)、米沢藩財政建て直しの藩命により陶器製造を習得し、「成島窯」を築いた相良清左衛門厚忠を開祖とします。その後、相良家では土人形作りを始め花巻人形、堤人形とともに「東北三大人形」のひとつに数えられています。 (=゚ω゚=) 米…

招き猫5【宮城】堤人形/つつみのおひなっこや(佐藤家)

※現当主佐藤吉夫さんの鯰踏み招き猫。まるで着物を着ているような大変キレイな招き猫です。 佐藤家ではとても多くの型の招き猫を制作されています。 また、青色の松川達磨などの張子も作っているため招き猫も土人形のほか若干ですが張子のものもあります。 …

招き猫4【宮城】堤人形/芳賀堤人形製造所

日本三大土人形の最後は仙台の堤人形です。 堤人形は伊達家四代藩主綱村が1700年頃に江戸の陶工上村万右ヱ門を招きそれまで下級武士の副業として作っていた人形に改良を加え完成されたものと言われています。 北仙台駅から15分くらい坂を登っていったところ…

招き猫3【長崎】古賀人形

日本三大土人形のひとつ、古賀人形はオランダさんや阿茶さんなど長崎の歴史を感じさせる異国情緒たっぷりな人形です。 ※左は阿茶さんとヅッキャンギャン(=゚ω゚=)外国(あちらの)人の「阿茶さん」。あちらがあちゃになったんですかね?( ≧∀≦)猿ヅッキャンギャ…

招き猫2【京都】伏見人形/菱屋(ひしや)

※菱屋(ひしや)上田昌子さんの子付き招き猫 戦後も窯元として伏見人形を作っていたのは前回の丹嘉さんとこの菱屋さんだけだったそうです。※菱屋の親子猫(=゚ω゚=) 同じ伏見人形でも丹嘉さんは風格あるドシッとした感じ、菱屋さんは子付き招き猫みたいに凛(りん)…

招き猫1【京都】伏見人形/丹嘉(たんか)

※丹嘉 先代大西重太郎さんの羽織猫と熊金 日本三大土人形の伏見、古賀、堤のなかでも伏見人形は全国の土人形の源流と言われています。 ※丹嘉の作品「父と母どっちが好きか」と聞いてきた両親に2つに割った饅頭の「どっちがうまいか」と返す子ども、子どもの…

招き猫0【産地なし】マルマル保険の招き猫

(^○^)本日9月29日は招き猫の日です! 私が始めて飼った招き猫は、第一火災(マルマル保険)の「まねき」という積立保険のノベルティでした。 (・o・)今、見直せばオーソドックスな常滑焼きの猫のようです。 ※商品パンフレットにもなっていました。 お金や人を…